金持ちとーちゃんのライフチャート-その 5

はじめに

引き続き、自分の今までの人生を振り返って整理しています。

幼少期

7〜11 歳

7 歳以降にあった出来事について書きたいと思います。

以前エントリーに投稿しましたが、僕の姉は 4 歳から 6 歳頃に一度家を出ていきました。
父と母が離婚し父が家を出て行くと姉が家に時々戻ってくるようになりました。
戻ってきたと言っても基本的には家を不在にしていました。

そんなある日のことです。
僕の母が戻ってきた姉を見て言いました。

「あんたお腹大きくなってきてるんじゃない?」

姉はそれを否定していました。当時子供だった僕には全くわかりませんでした。

さすが母親といったところでしょうか。
母の見立ては的中しました。姉は妊娠していました。
相手の男性はあまり素行が良くない、いわゆる不良な青年でした。
おなかの中の赤ちゃんをどうするかという話になり、姉は産むことを決意しました。
体重 2200 グラムという、当時ではかなりの未熟児でしたが、無事に生まれることができました。

こうして僕は 7 歳にして 0 歳の姪を持つおじになりました。

この子の姉はまだ 18 歳です。
まだまだ遊びたい年頃でしょう。
家に娘を連れてきてはそのまま置いて出かけてしまうことがありました。
僕の母も生活のために水商売をしていたため、夜は家にいませんでした。
そんなわけで姪の面倒を見るのは僕でした。

姉は娘と一緒にオムツとミルクを持ってきてくれたので、おむつを変えたり、ミルクを作って体温まで下がるまでまち赤ちゃんに与えたりしました。
僕には今 5 人の子供がいますが、姪も僕が育てたと言えなくもないでしょう(笑)
そう考えると 6 人の子供がいるのかもしれません。

相手の男性は全く子供の面倒を見ることもなく、姉は離婚することになりました。
この辺りから僕も「人生というものは親や家族がやってきたことを繰り返すんだな。どこかでこの連鎖を断ち切らないと、僕の妻や子供も同じことになるんだな。」ということを学んだ気がします。

姪が 3 歳ぐらいの時に、びっくりするようなことがありました。
その頃には姉は僕の家から 2 キロから 3 キロぐらい離れた場所に家を借りて住んでいました。
ある日姉から 娘がいなくなった と連絡がありました。

警察に届け出を出し、行き先に電話をしたりしていると、 突然姪が一人で家まできた のです。
どうやってここまで来たのかと母が訪ねても何とも的を得ない回答しかしません。(3 歳ですからね)
「知らない人の車に乗せてもらってここまで来た。」 というようなことを言うのです。
母が「どうしてここまで来たのか?」と言うと、 「会いたかったから」 と言いました。

その瞬間僕は涙が溢れ出しそうになりました。
小さな子供がそんなに長い距離を会いたい一心で移動してくる。どれだけ僕達に会いたかったか?

ちなみに大きくなってから姪に話を聞くことができました。
人の車に乗せてもらったというのは僕たちの勘違いみたいでした。
本当はその距離を自分の足で歩いてきたそうです。
遠いとはいえ基本的には一本道なので確かに覚えているは来れないことはないのですが、よくぞその距離を 3 歳で歩いてきたなとびっくりします。

それ以降姪は僕の家でほとんど一緒に住むこととなりました。
僕が出かけようとするとすぐに僕についてきました。
僕には自分を見るようで、姪を助けることが自分を助けることのように感じていました。

僕が小学校 4 年生の時、どうしても学校の友達と遊びに行きたくて姪に家に待っているように言って遊びに行こうとしたこともありました。
姪は「嫌だおいてかないで!」そう言って、顔を涙でボロボロにして言うことを聞きません。
それでも僕はみんなと遊びにいきたくて、姪を家に置き自転車で飛び出しました。
後ろを振り返ると叫びながら姪が走って追いかけてきます。
その姿のあまりに必死で、僕は姪と一緒に遊ぶことにしました。ひどいことをしたな、と胸が痛みます。

小学校 6 年生ぐらいの時に、姉は再婚しました。
それは、連れ子がいても全く気にしない懐の広い方でした。
姉と姪が幸せを掴んだことを、僕は嬉しく思うと同時に、 自分の娘が離れていってしまうような気持ちを感じました
その場所は僕たちは住んでいる青森市からは遠い場所でしたので、それ以降ほとんど会うことは出来ませんでした。
会えても 1 年に 1 回程度です。


続く

ひとこと

最近姪は結婚しました。
一人目の子供を妊娠しましたが、残念ながら流産してしまいました。
流産の確率は 15% と言われているので、比較的よくあることとはいえ大好きな姪の心境を思うと辛いです。

金持ちとーちゃんだけ幸せになっていて少し申し訳ない気持ちがあります。
もっと稼いだらなにかプレゼントしてあげようと思いました。

Posted by tochan